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デスルール

第3章 一人の犠牲.新たな出会い

『いいか…二人とも…』
こく…
二人は、頷いた
水の量は、もう天井まで来ていた
『行くよ!』
ぶくぅ!
三人は、一斉に潜り水の排出口に向かって泳いでいた
葉月の提案とは、部屋が水でいっぱいになれば排出は、止まる、ならば、その排出口から出ればいい、しかし、もし途中が行き止まりならこの作戦は、失格、だが、葉月の予想通りにどこかに繋がっているのなら、そうこれは、賭けである
賭けに負ければ、三人とも死亡
勝てば生き残れる
一か八かの賭け、命がけのギャンブルであった

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