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デスルール

第2章 2章.罠の部屋

『二人とも、私に考えがある…上手くやれば、みんな助かるぞ』
葉月は、出きる限り冷静に説明する
『そ、そんな方法で大丈夫なんですか…?』
哲也は、その滅茶苦茶な作戦に賛成しかねるようだ
『にゅ~ん、でもでも、それしかないんじゃないかな…』
依子は、悩んでいるようだ
『だが、このままでは、私達三人は、死ぬ、ならば、生き残る可能性に賭けた方がいいんじゃないかい?』
二人を何とか説得している
その間にも部屋は、水で満たされてゆく
『もう時間がないぞ!二人とも覚悟を決めるんだ!!』
葉月には、珍しく二人を怒鳴りつけた
『わ、分かりました…やります』
『うん…このままじゃ死んじゃうもんね』
三人は、覚悟を決めた

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