テキストサイズ

デスルール

第9章 最終回、復習の始まり

『なんで…爆発したの…』
依子は、はいずって部屋から出てきた
右腕は、吹き飛んでなくなっている
顔も右腕が焦げている
『ほら、開けた…』
哲也は、隣の部屋から出てきた
『なんで…なんで…』
依子は、ゆっくり哲也にちかずいてゆく
『ノブにライターの石を挟んでたんだ、ノブを回したら火花が散るようにね』
哲也もゆっくり依子にちかずく
『なんで…あたしがドアを開けるって分かったの?』
依子は、虫の息だった
『君が僕を殺そうとするからだよ』
カチ、哲也は、拳銃を構える
『てっちゃん…最後に一言いわせて…あんたなんか…死んじゃえ…』
バン!
哲也は、依子の頭を撃ち抜いた
『終わったか…』
壁に寄りかかりながら洋介が歩いてきた
『まだですよ…まだこのゲームを考えた奴を…殺すまで終わらない…』
哲也の目は、復讐の色になっていた
『ハァ…俺も付き合うぜ…』
哲也と洋介は、このゲームの主催者に復讐する事を誓った

ストーリーメニュー

TOPTOPへ