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デスルール

第2章 2章.罠の部屋

『武器…!武器…!!』
哲也は、必死に扉を破る為の武器を探していた
『う~ん…全然ないぉ~』
依子も途方にくれていた
『みんな!来てくれ、もう少しで破れそうだ!』
葉月のその声に哲也と依子は、反応し葉月のもとに向かった
『この扉は、あまり頑丈では、無いようだ、ほら、もうずくで…』
ばきぃ!
扉が壊れた
『やったー!やったぞ!!』
だが、三人の喝采は、すぐに絶望へと変わった
『なんなんだ…これは…』
扉の先には、もう一つ扉があった
『駄目だ…こんな斧じゃあ…この扉は、壊せない…』
その扉は、見るからに頑丈そうで壊すのは、無理そうだ
『くそ!なんで…なんでなんだ!』
哲也は、その場に崩れるように座りこんだ
『だが、まだ時間は、ある、見るんだまだ水は、そんなに流れこんできていない、また考えればいいさ』
哲也を慰める葉月だが…
ピリリリリ
またBBにメールが届くそしてこのメールがまたしても三人を絶望させる

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