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デスルール

第2章 2章.罠の部屋

『!二人もこれをみて!』
依子が二人にBBに届いた新しいメールを見せた
いや~無駄な努力ご苦労様です
そんなあなた達にご褒美です!
なんと、今から水の排出量を増やします!!
早く出ないと10分で窒息死だよ
今日は、水の大安売りの出血大サービス
『な、なんだよなんだよ…こんなふざけたメールしやがって…』
哲也は、呆然とするばかりだった
ザァアアアア!!
『マズいぞ…このままでは…』
その時、葉月は、こう思った…
(この斧で二人の頭を砕いて殺せば…助かる)
しかし、葉月には、それが出来ない、自分は、医者だ…人を殺して助かりたいのか
しかし、今なら今この状況なら、二人を殺しても罪には、ならない、何故ならこれは、正当防衛、自分が助かる為なら人を犠牲にしても構わない
そんな考えをしている葉月の目に水を出す排出口が見えたのだ

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