彼女は隠れて変化する
第8章 ファーストキスを俺と?!
「あ、ありがとう…」
「ついでだ、つ・い・で!」
俺はベンチに座り珈琲を飲み始める
それに釣られてか、舞もベンチに座りミルクティーを飲み始めた
「あ――…疲れた…」
俺は、空を見上げ息を吐く…寒いから白い息が吐けるかと思ったが…そこまで寒くなかったのか…息は変化なしだった
「大変だったね…生田先輩は本当にBL好きな人だから、晴馬君と安里さんの絡みは…ご馳走だったみたいで…」
「ご馳走って…食い付き半端なかったな…」
舞は打ち上げに誘っておきながら…ごめんね…と、何度も謝っていた