彼女は隠れて変化する
第8章 ファーストキスを俺と?!
「舞――――…唇…開けて」
「///えっ…う…ん」
恐る恐る…舞の唇が開く――――…
可愛い歯がチラッと見えた…
エロい――――…と、思ったが…黙っておく…恥ずかしがって閉じられたら面倒だから…
それに、キス経験者ならここまでの流れは普通…だよな?
俺は、その開いた唇の隙間から自分の舌を入れて見た――――…
「はっ――――…んぁで…」
チュク――――…と、濡れた音が微かにして隙間は俺の舌の厚みで不本意に開いていく
肌寒いがまだ…耐えられる寒さの公園でディープなキスをする男女の影がセピアの風景に溶けていく
チュプ…ヌッチュ――――…
「あっ///あっんふ」
舞の口のなかは甘くてミルクティーの味がした…