彼女は隠れて変化する
第9章 俺だけの爆乳で!お願いしますっ!
「――――青山さん?だよね」
ビビりながら声を頼りに本人確認すると…『ケッ!』と、あからさまに嫌な態度をとる…
そんなに嫌なら…電話なんかかけて来るなよな…と、喉まで出かかったがそれは飲み込むことにする…
『ちょっと、顔かせよ――――』
「え~…すっごく…嫌なんですけど…」
どこぞのヤンキーみたいな口調で俺を呼び出す青山さんに…俺は嫌な予感しかしない…
『うっさい!!〇〇駅にいるから!速効で来い!』
――――…ツー・ツー…と、電話は切れた…
途端に…俺の背中から汗がブワッと、吹き出す!!
とりあえず…行きたくないが…行かないと……
ダメ…だよね…?