彼女は隠れて変化する
第11章 【最終章】彼女は俺の前で変化する!
「ん?何がいけなかった?
俺――――…舞に嫌われること…したか?」
「――――…なに?あんた舞ちゃんに何かしたの?」
「うわぁ!!///母さん!勝手に部屋を開けるなよ!」
机に突っ伏してデカイ独り言を言っていた俺は聞かれていた事に慌ててしまった!
「何度も、ノックしたのよ?デカイ独り言を言うときは…トイレかお風呂の時にしなさいよね!」
なぜにトイレと風呂場?
「ったく、舞ちゃんに謝るんだったら早く謝っちゃいなさい!――――ね?舞ちゃん」
ん――――…?んん?
舞ちゃん?
「////お、お邪魔…します」
母さんの後ろからピョコッと顔を出したのは、何と他ならぬ舞本人だった!