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彼女は隠れて変化する

第11章 【最終章】彼女は俺の前で変化する!


「――――おい、腐れハゲが…ここに呼び出された理由…わかっとるやろな…あ゛ん!」




駅前の某ファミレスの禁煙席…



おやつ時で客がちらほら店内にはいたが…



俺を呼び出した青山さんはそんなのお構い無しに俺を睨み――――関西弁で威嚇し始める…



「はぁ…舞の事でしょうか?」



「おぅ!わかっとるやないか…まーちゃんの処女散らしただけでもテッペン来とるのに――――…サークル辞めるって!!はぁ!どないなっとんのじゃ!ボケ!」




「――――青山さん!声がデカイ!!」




テーブルを、蹴りながら俺をボロクソに言う青山さんの態度の悪さに…近くにいたお客さんも店員もドン引きである――――…



それもそのはず――――…フランス人形の様な可愛らしい少女が…関西弁で目の前の男をヤーヤー言っているのだから…


周りの人は気になってしょうがないに決まっている!



俺なら超~~!気になる!!



「――――ま、繋がった経緯や…辞める理由とか…全部聞いとるから――――…強くは言われへんけど…」




――――え~…じゃぁ今…なんで罵った?強い口調でハゲ・ボケ…呼ばわりされてんだろ?俺…






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