彼女は隠れて変化する
第11章 【最終章】彼女は俺の前で変化する!
「――――俺は…なんで舞がサークルを辞めたのか知りません…なんでか…青山さんなら知っているってこと?」
すると青山さんはうつ向き…「はぁ…」と、ため息をついた
「まーちゃんに…芸能事務所からスカウトが来ていたのは知ってるわよね…」
あ――――…落ち着いたのか…青山さんの口調は標準語に戻っていた
興奮すると関西弁になるんだな…この子…
「まーちゃん…断ったんだ…で――――…自分じゃなくて…私を事務所にって推薦してくれたの…
私の夢は――――…///アイドル…とか…タレント…とかって、まーちゃんは知ってたから」
ぅわ~~…青山さん…アイドルになりたかったのかぁ
「青山さんなら、可愛いしすぐに有名になりそう!」
「当たり前じゃハゲ!」
――――その、揺るぎ無い自信…どっからくるんだよ…