彼女は隠れて変化する
第3章 p@p@(マイマイ)参上!
ピンポーン――――…
「――――あら、やだ!あらあら!」
朝から母親のおばちゃん絶好調な声が聞こえる…
俺はその声を聞き流しながらベッドにもぐる
「ったく――――…何時だよ…まだ眠い」
俺は時計を殆ど開いていない目で確認するが、まだ寝れることを確信し二度寝に入る
だが――――…最近体重の増加に悩む母の階段を上がって来る音が床に響く…
「晴馬!!舞ちゃん迎えに来たよ!なに?!あんたたち出掛けんの?!出掛けんの!?」
「はあ――――!?なんで俺が舞と出掛けんだよ~……」
俺は布団から顔を出して…大声で叫ぶ目の前に来ているであろう母を見る…
「え?――――…何?違うの?え?違うの舞ちゃん?」
「///あっ――――え~…と…」
「何で…舞が俺の部屋に要るんだよ…って、母さん…普通…連れてこないだろ…」
すると、母は「あら、失礼」と、舞を一人部屋に残し出ていった