彼女は隠れて変化する
第3章 p@p@(マイマイ)参上!
「お父さんが…私のコスプレ姿みたら――――……鬼のように怒る――――…よね?」
うつ向き肩を落とす舞…
「――――…鬼…見たことね~けど…おじさん舞の躾には厳しいからな…バレたら殺されるかもな」
「――――…だよね」
気の重い話をしながら俺たちは某遊園地の入り口まで来た
「――――…は?遊園地?公園じゃなかったっけ?何で?」
「場所変更があったの…集まる人数が増えたらしくて。
今日は…ここでイベント撮影会があるの…季節的に“ハロウィン撮影会”
園内の至る場所で撮影が出来て乗り物にも乗れて、他のプレーヤーさんと交流もできるんだよ?」
入り口には大きな荷物をもった人々がゾロゾロと入っていくのが見立つ
「…あのデカイ鞄持ってる人たちも…イベント参加者か?」
俺はチラホラみかける大荷物の人を指差す…
「多分、コスプレ参加者だと思う…あっちの人は写真撮影を趣味とするファンかな?」
いかにも、キモブタナンパ野郎寄の…ブヒブヒ言ってそうなヤツは…レイヤーじゃね~よな!