彼女は隠れて変化する
第4章 危機一髪!bad男の生理現象!
なんだか…胸騒ぎがした…
なんだろう――――…さっきから帽子でスタッフの表情が確認できない…
だが、舞は着いていった…
まさか――――…
俺は、関係者入り口に入った二人を追いかけた!
言われてみれば――――…舞だけ呼ばれるのは可笑しな話だ!
NG場所での撮影許可が降りたのなら、まずは部長の木頭さんに声をかけるべきだ!?
舞だけ呼ばれるのは変だ!!
俺は、身を隠すように立ち入り禁止内へ侵入する
有りがたいことに、舞の履いているロングブーツの“カツンカツン”と言う足音が聞こえる!それを便りに後を着いていく!