彼女は隠れて変化する
第5章 無限ループへようこそ!
これといった会話の無いまま…俺たちは自宅前まで来てしまった
「――――…ま、ゆっくり休めよ…今日は色々あったし…疲れただろ?」
――――コクン…
舞はうなずくと家の中に入って行った――――…
「あ~~~~~~~~~~~~…
俺も帰るか…」
何だか、物足りない別れだったが…舞だし…こんなもんだろう…と、俺も自宅に帰った
玄関に鍵を開けて入り――――…
リビングに向かうとテーブルに置き手紙が…
『――――晴馬へ
お母さんとお父さんの友達が入院したそうなので、お見舞いに行ってきます!
ここから、離れた病院に行くので帰りは遅くなります。ご飯とかは自分でど~にかしなさい!
――――――――――――――母より』
「なんじゃそりゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!」