
COLOR’S~殺したのは私~
第20章 一茶VS三姉妹(ISSA SIDE)①
2008年あつぎ鮎まつり花火大会
二度目の大学受験に失敗した俺は運送会社でアルバイトを始めた。
渋々働き始めたものの実際には天職であり、俺は大学受験をスパッと諦め社員契約を交わした。
神奈川県の中心部を拠点に4トントラックを走らせ配達をする日々が続く。
三姉妹の都合によってだが配達がてら家に寄ったりもしていた。
仕事に慣れてくると三姉妹の誰かしらをトラックの助手席に乗せたりもしていた。
朱夏と琥珀には男の存在を未だ聞けずじまいである。
硬派を装っている俺がそんな陳腐な質問を投げ掛けられないというのも理由のひとつだが、朱夏にも琥珀にも一向に男の影や気配を感じ取ることが出来なかった。
二度目の大学受験に失敗した俺は運送会社でアルバイトを始めた。
渋々働き始めたものの実際には天職であり、俺は大学受験をスパッと諦め社員契約を交わした。
神奈川県の中心部を拠点に4トントラックを走らせ配達をする日々が続く。
三姉妹の都合によってだが配達がてら家に寄ったりもしていた。
仕事に慣れてくると三姉妹の誰かしらをトラックの助手席に乗せたりもしていた。
朱夏と琥珀には男の存在を未だ聞けずじまいである。
硬派を装っている俺がそんな陳腐な質問を投げ掛けられないというのも理由のひとつだが、朱夏にも琥珀にも一向に男の影や気配を感じ取ることが出来なかった。
