テキストサイズ

COLOR’S~殺したのは私~

第21章 朱夏VS一茶(SHUKA SIDE)③

「うちの大学にも琥珀みたいなのが
わんさか居るよ。」
「琥珀みたいなのって……どういう人?」
「大人しい顔してヤリマンみたいなのが」

琥珀もその碧海が言っている女子大生と同類ってこと?

ダメ……まだ私の中で折り合いが付かない。

納得出来ない。

「碧海……うちらもう20歳だよ。大人だよ。
琥珀だって責任取れる年齢なんだから
これ以上詮索するのやめなよ」

確かに碧海の言う通り。

琥珀も良かれと思ってそういった行為をしているのかもしれない。

私的には不完全燃焼だけど私が感化する碧海がそう言うならそういうことにしておこう。

「ごめんね。突然現れてこんな話しちゃって」
「いいって。どうせ暇だったし」
「碧海……それとさぁ……」
「ん?まだ何かあるの?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ