
COLOR’S~殺したのは私~
第22章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)③
「本当にすみません。御迷惑お掛けしちゃって」
「気にしないでよ。例年より暇だったわけだし」
花火大会当日
今年は自分からアルバイトの休み希望を提出しなかった。
去年の花火大会の仕事は忙しかった。
それが身に染みて分かったとなれば、さすがに自分から休みが欲しいなんて言えない。
朱夏は同窓会ということもあり所長が渋りながらも休みを与えていた。
私は今朝から体調が悪く出勤する時間ギリギリまで寝ていた。
いざ仕事ということになっても体調が回復することなく、そんな私を気に掛けてくれた社員の向井さんが早退を許可してくれアパートまで送ってくれた。
朱夏と向井さんが恋人同士だという真相は今も分からずじまい。
「気にしないでよ。例年より暇だったわけだし」
花火大会当日
今年は自分からアルバイトの休み希望を提出しなかった。
去年の花火大会の仕事は忙しかった。
それが身に染みて分かったとなれば、さすがに自分から休みが欲しいなんて言えない。
朱夏は同窓会ということもあり所長が渋りながらも休みを与えていた。
私は今朝から体調が悪く出勤する時間ギリギリまで寝ていた。
いざ仕事ということになっても体調が回復することなく、そんな私を気に掛けてくれた社員の向井さんが早退を許可してくれアパートまで送ってくれた。
朱夏と向井さんが恋人同士だという真相は今も分からずじまい。
