テキストサイズ

COLOR’S~殺したのは私~

第22章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)③

「ち……違う……この人は朱夏の……」

一茶の言っている意味も理解出来ないまま未だ震える声で検討違いの言い訳をする。

向井さんは「じゃ、御大事に」といった具合に、そそくさと玄関から足早に出ていった。

「悟史と哲也だけじゃ物足りないってことか」

悟史……哲也……誰のこと?

それもそうだけどセフレって……

「一茶の言っている意味が……」
「惚けんなよ。俺が説明しなきゃならんのか?」

説明してもらいたい。

何がどうなってこんなことになってしまっているのか。

恐らく一茶は誤解している。

膝まで降ろされたパンティが気になる。

膝下丈のスカートを履いていたことに辛うじて安心する。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ