
COLOR’S~殺したのは私~
第24章 厚木警察署 第二取調室①
「君がお付き合いをしているのは本当に
白石琥珀さん?顔だってこんなに似てるし」
刑事の嫌味に哲也はあからさまに反応を示した。
「決まってんだろ!間違いなく琥珀だよ!」
「証拠は?白石琥珀さんだと言い切れる証拠は?」
刑事の言い方は尋問ではなく、からかい半分になっている。
「高校の頃は南高の制服着てたし
電話だってしょっちゅうしてるし」
南高とは琥珀が通っていた厚木南高校である。
電話に至っては未だ電話番号は教えてもらえず掛かってくる一方だったが、それをこの刑事に打ち明けることを哲也は悔しく言えずにいた。
白石琥珀さん?顔だってこんなに似てるし」
刑事の嫌味に哲也はあからさまに反応を示した。
「決まってんだろ!間違いなく琥珀だよ!」
「証拠は?白石琥珀さんだと言い切れる証拠は?」
刑事の言い方は尋問ではなく、からかい半分になっている。
「高校の頃は南高の制服着てたし
電話だってしょっちゅうしてるし」
南高とは琥珀が通っていた厚木南高校である。
電話に至っては未だ電話番号は教えてもらえず掛かってくる一方だったが、それをこの刑事に打ち明けることを哲也は悔しく言えずにいた。
