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COLOR’S~殺したのは私~

第25章 一茶VS三姉妹(ISSA SIDE)②

「もう限界。バラしちゃおうよ」
「バラすって……何をだ?」

惚けずにいられなかった。

琥珀の言わんとしていることは明白だ。

「私と一茶のことだよぉ」

琥珀から唇を重ね舌を絡め、動揺してしまっている俺はされるがままだった。

「俺から朱夏と碧海に話すよ。その方が
いいだろ?」

いつまでも三姉妹との関係を続けられないことは百も承知である。

しかし未だ選べない段階。

それまでは何がなんでも引き伸ばさなくては。

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