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COLOR’S~殺したのは私~

第26章 朱夏VS一茶(SHUKA SIDE)④

「分かった。やってみる」
「そうそう。その意気だよ。朱夏がモテるって
とこを一茶に見せ付けてやりなよ」

碧海の言うことに従ってさえいれば間違いはない。

これまでずっとそうだった。

私は碧海を頼りにしてきた。

「碧海……私も帰るわ」
「その方がいいって。じゃ、帰ろ」

後ろ髪を引かれる思いは相当あったが碧海と一緒に花火大会の会場を後にした。

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