
COLOR’S~殺したのは私~
第30章 一茶VS三姉妹(ISSA SIDE)③
2010年あつぎ鮎まつり花火大会
去年の花火大会以来、朱夏は俺の誘いを三度に一度は断るようになっていた。
漠然と男の気配を感じる。
琥珀とはあの一件以来、誘いを拒むようになった。
「あれは違うの!誤解なの!お願いだから
信じて!」
琥珀から何度電話があっても俺は聞く耳を持たず、終いには琥珀からの電話には出なくなった。
そして琥珀からの着信は途絶えた。
実際に俺は琥珀と哲也の行為をこの目で見た。
思い出しただけでも忌々しく感じる。
しかし喉元過ぎれば熱さを忘れるということか、単なる時間の経過のせいなのか、考えれば考えるほど「あの琥珀が」という答えに辿り着く。
哲也に抱かれていたのは間違いなく琥珀であり、その間は朱夏も碧海も俺と一緒に居た。
これから鍋をみんなでするって時に哲也を部屋に招き入れあそこまでのことをするか?
去年の花火大会以来、朱夏は俺の誘いを三度に一度は断るようになっていた。
漠然と男の気配を感じる。
琥珀とはあの一件以来、誘いを拒むようになった。
「あれは違うの!誤解なの!お願いだから
信じて!」
琥珀から何度電話があっても俺は聞く耳を持たず、終いには琥珀からの電話には出なくなった。
そして琥珀からの着信は途絶えた。
実際に俺は琥珀と哲也の行為をこの目で見た。
思い出しただけでも忌々しく感じる。
しかし喉元過ぎれば熱さを忘れるということか、単なる時間の経過のせいなのか、考えれば考えるほど「あの琥珀が」という答えに辿り着く。
哲也に抱かれていたのは間違いなく琥珀であり、その間は朱夏も碧海も俺と一緒に居た。
これから鍋をみんなでするって時に哲也を部屋に招き入れあそこまでのことをするか?
