
COLOR’S~殺したのは私~
第35章 一茶VS三姉妹(ISSA SIDE)④
宇田川は高級そうな腕時計をはめている左手を俺に自慢したいかのように掲げた。
「琥珀っちが待ってるから行かなきゃな~。
ドライバーさん本当にストーカーやめて
あげてね~」
腕時計にしても、俺をドライバー呼ばわりしたことにしても、俺との格差を見せ付ける為だけの行為だと思った。
積み荷が終わると配送先に向けてトラックを発車させた。
しばらく運転していると助手席に置いた携帯電話がメール着信を知らせた。
信号待ちで確認すると琥珀からのメールであり、文面と貼付された画像を見て俺は固まった。
「琥珀っちが待ってるから行かなきゃな~。
ドライバーさん本当にストーカーやめて
あげてね~」
腕時計にしても、俺をドライバー呼ばわりしたことにしても、俺との格差を見せ付ける為だけの行為だと思った。
積み荷が終わると配送先に向けてトラックを発車させた。
しばらく運転していると助手席に置いた携帯電話がメール着信を知らせた。
信号待ちで確認すると琥珀からのメールであり、文面と貼付された画像を見て俺は固まった。
