
COLOR’S~殺したのは私~
第38章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)⑥
「琥珀しかいねーだろ」
「琥珀が……あの琥珀が……信じられない」
一茶は携帯電話を手に持ち、いつぞや私が琥珀の携帯電話から送信した画像を朱夏と私に見せた。
削除もせず後生大事に保護していたというのか。
「俺の想いを踏みにじってこんなメールを
してくる女だ」
こんな所であのメールが功を奏すとは。
琥珀は完全に後退した。
しかし朱夏を陥れようとしたということは、次は間違いなく私に魔の手が伸びる。
あの馬鹿女に何が出来るというのか。
一応用心はしておくけど。
「琥珀が……あの琥珀が……信じられない」
一茶は携帯電話を手に持ち、いつぞや私が琥珀の携帯電話から送信した画像を朱夏と私に見せた。
削除もせず後生大事に保護していたというのか。
「俺の想いを踏みにじってこんなメールを
してくる女だ」
こんな所であのメールが功を奏すとは。
琥珀は完全に後退した。
しかし朱夏を陥れようとしたということは、次は間違いなく私に魔の手が伸びる。
あの馬鹿女に何が出来るというのか。
一応用心はしておくけど。
