テキストサイズ

COLOR’S~殺したのは私~

第42章 一茶VS三姉妹(ISSA SIDE)⑤

2012年あつぎ鮎まつり花火大会

仕事柄ではあるが先の予定が組めずにいた。

急な仕事が入ったかと思えば、突然のキャンセルもあり、朱夏や碧海に会う時間も遮られてしまっていた。

長距離トラックという不規則な仕事を辞めようともしたが、中途半端な学歴や職歴が仇となり、まともな職に就くことが出来ないと、半ば諦めながら今の仕事をやり過ごしていた。

不本意だが仕方がない。

それに俺には朱夏と碧海という強い味方がいる。

俺がどうなろうとも二人は俺に着いてきてくれる。

それほどまで二人は俺に好意を寄せていると自負している。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ