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COLOR’S~殺したのは私~

第43章 朱夏VS一茶(SHUKA SIDE)⑦

泣きながら宮路所長の自宅を飛び出すと、宮路所長が車庫に車をバックで駐車していた。

車を停車させると運転席の窓が開き、宮路所長が泣いている私を一瞥した。

「新潟に行くのか?」
「……行きません」

宮路所長はダッシュボードから先程提出した退職願を取り出し破り捨てた。

「そこのラブホでも行くか?」
「はい!」

宮路所長と……離れられずにいた。

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