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COLOR’S~殺したのは私~

第5章 一茶VS朱夏(ISSA SIDE)②

「それは何?正直に言わないと、悟史が覗きをしてたことクラス中に言いふらすよ!」

朱夏と違うクラスの哲也は少し安堵の表情を見せたが朱夏はそれを見逃さなかった。

「哲也くん!あんたのクラスでも言いふらすからね!もちろん一茶も同罪だからね!」
「わ……分かったから!正直に話すから!」

もう限界。

こいつらに任せてしまったら確実に俺は終わる。

「俺がこいつらに好きな女とのSEXを見せてやるって言ったんだよ」

ボキャブラリーに乏しい俺は
その程度の発想しか思い浮かばなかった。

誰も傷付かないし、ギリギリだが嘘ではない。

「ちょッ……一茶……あんた何言って……」

朱夏の顔が急激に赤くなった。

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