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COLOR’S~殺したのは私~

第49章 一茶VS琥珀(ISSA SIDE)⑦

シャワーを浴びるが全神経をバスルームのドアに傾ける。

あの大きな胸をあの細い腕で隠しきれるのか。

胸に気を取られて下を隠すことを忘れてしまわないか。

冷静になれ。

俺は童貞なんかじゃない。

相手をしたことがあるのは三姉妹だけだが、回数は同年代に引けを取らないくらいこなしている。

鳴り止め心臓。

理由を付けて俺はラブホに誘われた。

滝本さんは少なからず俺に好意を寄せているということ。

これはあくまでお礼の範囲内。

俺はそれに応える義務がある。

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