
COLOR’S~殺したのは私~
第50章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑧
翌朝、仕事に向かう一茶を玄関先で送り届け洗濯に取り掛かった。
昨日一茶が着ていた作業着のポケットを確認。
以前作業着のポケットの中を確認せずに洗濯してしまい、一緒に洗っていた洗濯物がティッシュまみれになってしまった。
一つ一つの洗濯物から付着したティッシュを剥がす作業がとても大変だった為、それ以来衣類のポケットの中の確認は怠らずにしていた。
ティッシュを作業着のポケットに入れたままにしていた一茶には注意せずにいた。
余計な波風を起こしたくなかった。
それ以外に関しても一茶はわりとズボラだったが、私は愚痴ひとつ溢さずにいた。
何が切っ掛けとなり一茶の気分を害してしまうか分からない。
そういう意味では私は幼少の頃から何も変わっていない。
まず人の顔色を窺い、言いたいことの半分も言えないこの性格。
一茶と結婚すれば少しは変われるかもしれない。
昨日一茶が着ていた作業着のポケットを確認。
以前作業着のポケットの中を確認せずに洗濯してしまい、一緒に洗っていた洗濯物がティッシュまみれになってしまった。
一つ一つの洗濯物から付着したティッシュを剥がす作業がとても大変だった為、それ以来衣類のポケットの中の確認は怠らずにしていた。
ティッシュを作業着のポケットに入れたままにしていた一茶には注意せずにいた。
余計な波風を起こしたくなかった。
それ以外に関しても一茶はわりとズボラだったが、私は愚痴ひとつ溢さずにいた。
何が切っ掛けとなり一茶の気分を害してしまうか分からない。
そういう意味では私は幼少の頃から何も変わっていない。
まず人の顔色を窺い、言いたいことの半分も言えないこの性格。
一茶と結婚すれば少しは変われるかもしれない。
