テキストサイズ

COLOR’S~殺したのは私~

第53章 一茶VS琥珀(ISSA SIDE)⑨

「沙羅……」

沙羅の部屋の玄関のドアを開けると沙羅は着替えていた。

俺は玄関先で沙羅を抱き締めた。

「沙羅……好きだよ。もう何も心配しなくていい」

琥珀とはキッパリ別れた。

結婚もしない。

沙羅と一緒になろう。

そんな俺の想いに反し沙羅は俺の腕からするりと抜けた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ