テキストサイズ

COLOR’S~殺したのは私~

第54章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)⑧

陣内は腕を組むと考え始めた。

ここからは陣内の感情次第。
たくさんの数式を解いてきただろうけど
残念ながらそれは何の役にも立たない。

「僕にそんな権利は……」
「権利なら……あるわ」

陣内に寄り添い私から唇を重ねる。

「分からない?私はあなたに惹かれ始めているの」
「琥珀さん……」
「こんな私……嫌よね」

陣内を見つめ瞳を潤ませる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ