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COLOR’S~殺したのは私~

第58章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑩

「ぅん。さて……準備して仕事行かなきゃ」
「えー?仕事午後からでしょ?」
「仕事前に寄る所があるから……んッ……ダメェ」

背後から涼介の手が私が着ているブラウスのボタンを外す。

一年前、一茶と別れ平塚に戻る際に涼介が強引に着いてきた。

一人は寂しかったから別に良かった。

平塚のアパートで同棲生活を始めた。

涼介の生活の面倒は全て私がみるということと引き替えに、涼介には探偵めいたことをやらせた。

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