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COLOR’S~殺したのは私~

第60章 一茶VS碧海(ISSA SIDE)④

「一茶……ずっと連絡出来なくてごめんね」
「別に。忙しかったんだろ」

何を今更言ってやがる。

「それもそうなんだけど……朱夏に申し訳なくて」
「朱夏に?」

どうして朱夏なんだ……

「ぅん……あ……でもやっぱりいいや……
個人的なことだから……」
「言えよ。気になるだろ」

碧海は瞳を潤ませ躊躇いながらも言葉を口にした。

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