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COLOR’S~殺したのは私~

第62章 一茶VS朱夏(ISSA SIDE)⑤

2015年あつぎ鮎まつり花火大会

━━━━━一ヶ月前━━━━━

「浮気なんてしてないよね?絶対にして
ないよね?」

朱夏は俺と会う度に確認するようになった。

それは以前俺が寝言で口にしてしまった沙羅の存在と妊娠することが出来ない身体が要因だと思われる。

「してないよ。安心しろ」

そう諭しながらも俺は朱夏には内緒で碧海とも付き合っていた。

碧海は俺の二股に理解を示していたし、実際に俺はどちらも選べないというのが現状だった。

「チューして」
「ここでか?」

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