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COLOR’S~殺したのは私~

第66章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)⑩

一茶が一番好きなのは朱夏。

私たち三姉妹の中で朱夏が最初に一茶に抱かれた時から勝負は着いていた。

哲也も浴衣を脱ぎお互いに裸のまま手を繋ぎ、すぐ目の前にある露天風呂に向かう。

『チャポン』

哲也はお湯に浸かり側面に寄り掛かると「碧海おいで」と自分の前に座るように促す。

「ぅん」

哲也に背を向けて座ると私を包み込むように抱き締める。

「結婚したら毎日一緒に風呂入ろうな」
「ぅんッ」

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