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COLOR’S~殺したのは私~

第72章 エピローグ(AOMI SIDE)

警察で琥珀が自供している中、朱夏は体調を崩してしまったようで警察内の仮眠室で休息していた。

私は喫煙室で煙草を吸っていた。

『あの……朱夏さんですか?』

女性に声を掛けられ否定も肯定もせず振り向いた。

『どなたですか?』
『申し遅れました。ジュエリータナカの江波と申します』

名刺を渡された。

あぁ……さっき刑事に見せられたエメラルドのリングの宝石店か。

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