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COLOR’S~殺したのは私~

第9章 一茶VS琥珀(ISSA SIDE)①

2006年あつぎ鮎まつり花火大会

サッカー部の引退試合が終わり
応援に来るはずの朱夏は最後まで
グランドに姿を現さず
急いで部室に戻ると携帯電話を確認した。

【熱出ちゃったよ。今日は無理】

朱夏からのメールにガックリと肩を落とした。

この一年、俺は朱夏とのSEXに明け暮れていた。

朱夏のことが好きで好きで堪らなく
サッカー部の練習なんてそっちのけで
来る日も来る日も朱夏が欲しくて堪らなかった。

そういうことで俺は万年補欠だったが
今回は紅白戦ということで試合に出場出来た。

俺のチームは負けてしまったが
勝ち負けなんてどうでも良く
試合中は朱夏の裸体で頭が一杯だった。

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