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真知子からの招待状

第8章 二階堂真知子という女②

私にぶつけた枕を平井直也目掛けて

思い切り投げたが

あっさり避けられてしまった。


「ノーコンが」


勘違いしていた私を見抜かれたくなくて

手当たり次第枕を集め

夢中で平井直也に投げまくった。


平井直也もムキになり

私に思い切り枕を投げ飛ばす。


それは深夜まで続き気付いたら

天蓋付きベッドではない

別のベッドで眠ってしまっていた。

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