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真知子からの招待状

第8章 二階堂真知子という女②

というか、そういうのって

もっとロマンチックなものじゃないの?


「モタモタするな。始めるぞ」


覚悟が決められない。


「俺から行くぞ」


平井直也は枕を掴み

私に向かって投げ飛ばした。


「もう枕投げ始まってんぞ。モタモタするな」


枕投げって……


「修学旅行には付き物だろ」

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