テキストサイズ

真知子からの招待状

第2章 来るべき現れた女

それに比べ私は全身作り物のサイボーグだ。


金を掛けたとはいえ佐伯胡桃のような

天然の美には到底敵わない。


私の『人工的な美』を知り

理解してくれているのは

平井直也と伊達拓哉の二人のみ。


私のように若さを保ち

美しい同年代(38歳)の女性は

未だかつてお目にかかったことは無い。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ