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真知子からの招待状

第14章 家政婦 長谷川詩織①

太陽が『たーちゃん』と呼ばれているせいか

兄弟は私を『しーちゃん』と

呼ぶようになった。


相変わらず奥様は出掛けている。


しかし御主人は以前より帰りが早くなり

夕食も子供たちと一緒に食べたり

お風呂にも入ったりするようになった。


いつものように兄弟を寝かしつけ

帰ろうとする私を御主人が引き止めた。

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