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真知子からの招待状

第26章 ハンター松岡千鶴②

玄関先で太一さんに抱き付き

私から唇を重ねる。


「一人暮らしさせてしまってごめんな。俺が
甲斐性がないばっかりに」

「違うよ。お姉ちゃんに一人立ちするように
言われただけだから」

「お姉さんて、綺麗な人だったね」

「……好きになっちゃダメだよ」

「俺には千鶴だけだよ」


太一さんから唇を重ねる。


「ホント?」

「本当。千鶴が好きなんだ」

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