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真知子からの招待状

第29章 進藤太一③

新婚当初の様にお互い裸のまま抱き合い

眠りにつき朝を迎えた。


「いってらっしゃい!こういうの久し振りで
照れるわね」


弁当も用意してある。


「いってきます。あ……俺たちの子供にも」


静枝のお腹を撫でる。


「俺が仕事に行っている間ママのこと
頼んだぞ」

「太一……」


涙ぐんでいる静枝を抱き寄せる。

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