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真知子からの招待状

第36章 佐伯胡桃の想い②

記憶が鮮明に蘇る。


今、斗真が私に微笑みを掛けている。


でも……

斗真を受け入れてしまったら

再び傷付けてしまう。


もう斗真を傷付けたくない。


『心は奪われないで』


斗真の言葉。


心は斗真にあるの。


この先も絶対なの。


だからこそ斗真を傷付けてしまう。

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