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真知子からの招待状

第37章 本條斗真の決断③

数ヶ月振りに目にした胡桃は

色っぽさが急激に増していた。


こういう商売だから想定内ではあった。


俺を懐かしそうに

愛しい眼差しで見つめる胡桃。


確信した。


胡桃の記憶は戻っている。


しかし当の胡桃はシラを切る。


何か考えがあってのことだろう。


しばらくの間は胡桃に付き合おう。

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