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真知子からの招待状

第37章 本條斗真の決断③

ところが胡桃は笑ってしまうくらい

ボロを出し続ける。


ふとした仕草もそうだが

大好物であるモンブランを見る目

コーヒーのミルクの加減

至るところに

以前と変わらない胡桃が垣間見れる。


胡桃の携帯電話を差し出した時は

瞳にうっすらと涙を浮かべた。

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