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真知子からの招待状

第37章 本條斗真の決断③

出来るさ。


しかしだ。


自分の足で出直すんだ。


胡桃の足で俺のところに戻ってこい。


椎名佳祐の時とは違う。


あの時の俺は臆病な故

胡桃を手放した。


胡桃自身の足で勇気ある一歩を。


そこで初めて胡桃は出直せるんだ。

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