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真知子からの招待状

第38章 平井直也の決断③

「インスタントのコーヒーしか無いけど」

「いらん。それより胡桃……何をして
いるんだ」


やはり本條斗真がいいのか?


胡桃は荷造りをする手を緩めない。


「何って……直也の側に居る準備だよ」


胡桃は俺の方に振り向き微笑んだ。


「胡桃……いいのか?」


喜びを上手く表現出来ない。


「私と一緒に居てくれるんでしょ?」

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