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真知子からの招待状

第38章 平井直也の決断③

乱れた髪をかき上げながら

俺を見上げる胡桃に

色っぽさ以上の艶やかさを感じる。


これが俺の女。


俺の胡桃。


俺だけの胡桃。


他の男らに指一本触れさせやしない。


………


……本條斗真にもしたのか?


今、俺にしていることを


本條斗真にもしたのか?


「うぅッ……くッ……胡桃ッ……」


知りたくないが気になるんだ。

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